鶴竜が初優勝しました。来場所横綱になることはほぼ間違いないでしょう。来場所からモンゴル横綱が3人になるとかもう複雑です。照ノ富士とかまたモンゴルの人が出てきていますし。ホント複雑です。日本人横綱が1人でも居ればまた違うと思うんですけどね。

非常に残念です。朝青龍の対抗馬であった頃がすごく懐かしいです。
先場所、今場所と遠藤に敗れたのには少なからず世代交代を感じさせられました。
しかし、琴欧洲は日本国籍を取得しているので今後は親方として頑張っていただきたい。

私は三年前、白鵬の63連勝を止めた稀勢の里の相撲に魅了されファンとなった。

今場所を稀勢の里を中心に振り返る。

稀勢の里の1日目2日目の取り組みを見て今場所は調子がいいと思っていた。
ところが3日目、6日目と攻め込んでおきながら逆転という形で敗れた。

プレッシャーのなくなった稀勢の里は強く7日目から連勝を続け、13日目
怒涛の快進撃を続ける日馬富士を左四つに組み止め「寄り切り」で下し
14日目にも立ち会いから左四つとなり白鵬の下手投げに乗りかけたが
「上手投げ」を返し投げの打ち合いを制した。

白鵬に真っ向から挑んで倒せるのは稀勢の里と日馬富士しかいないと
私は思っている。


しかし、白鵬を倒した相撲よりも注目すべき相撲は千秋楽にあると私は思った


これまで稀勢の里は「大関取り」「初優勝」「綱取り」のかかった
千秋楽の一番でことごとく負けていたのだ
今場所も千秋楽に勝てば来場所「綱取り」と北の湖理事長は示唆していた

千秋楽の稀勢の里の一番。鶴竜に先に上手を引かれ半身に。それでもじっくりと1回、2回、3回と上手を切りにかかる。4回目に鶴竜の上手を切りここが勝機と渾身の力で寄り切った。

この取り組みを見たとき稀勢の里は確実に成長していると感じた。
来場所の「綱取り」。成長した稀勢の里の15日間に注目したい。